2016アニメ・声優ソングベスト10
2016年の声オタ界隈では、4月にはμ'sのFinal Live、15名もの声優ソロデビュー、ここではあまり言及したくないような悪い出来事などがあったりした年でした。
そんな一年を表すかのようにアニメ・声優ソングも順位を付けるのが勿体ないくらい刺さる曲が多い一年でした。
そりでは、10位から行きたいと思います。
10位「Lovely Storm」 Ray / Little Trip
Rayが2016年にリリースしたアルバム「Little Trip」でいちばん好きな曲。
私の中でRay×ユーロビートは最強の組み合わせであると昔から思っていたのですが、この曲は90年代ユーロビート感あるシンセとエフェクトがバリバリ効いていてGood。
ライブでa-ha...!(「最前列ど真ん中」という歌詞でモーセの海割りのようにフロアが最前から裂ける習わしがある)の次に聴きたい曲です。
9位「STAR NIGHT BLUE」 ミス・モノクローム / PERFECT PARTY!
ミス・モノクローム8作連続リリースの一枚である「PERFECT PARTY!」のB面であるこの曲。
"都会テクノ"な曲で、ビル明かりの中を抜ける夜の首都高を走りながら聴きたくなるようなイメージです。
ミス・モノクロームはブチ上げる系BPMの曲が多いですが、一つだけ飛び抜けて気持ちいい曲でした。
ただ音圧が高めで、試聴環境によっては息苦しさを感じるので残念です。
8位「No Surrender」 大橋彩香 / 起動〜Start Up!〜
2016年にリリースした声優のアルバムの中ではトップ3に入る出来である大橋彩香の「起動〜Start Up!〜」の中で9番目の曲。
このアルバムの中では終盤に近づいて「再起動」みたいなポジションにある曲で、大橋彩香の外見のイメージとは違う、魂が歌うような雰囲気を感じさせられる一曲です。
「流星タンバリン」や「ABSOLUTE YELL」もライブで聴いてもっと好きになりましたが、アルバム内での存在感も含めてこの曲を選びました。
7位「泡とベルベーヌ」 伊藤美来 / 泡とベルベーヌ
ハァジィンメェテデェンスカレェトフタァリダケデェンアエルゥンノォワァァン
伊藤美来はStylipSやPyxisなどユニットでしか歌声を聴いたことがなかったのですが、この曲を聴いた瞬間
あ、来たな。。。
という感じでした。ソロだからこそ引き立つ伸びやかな声、ティーンな歌詞を歌うのに最もしっくりくる歌声。カップリング曲も秀逸で是非聴いて欲しい曲。
6位「繋がれ人、酔い痴れ人。」 上坂すみれ / 20世紀の逆襲
1月に発売された上坂すみれ2枚目となるアルバム「20世紀の逆襲」に収録されている一曲。
どこでも繋がることができる21世紀の中であの世の人に手紙を送るというコンセプトで、アルバムタイトルの「20世紀の逆襲」と近いものを感じられる歌詞になっている。
上坂すみれのライブ「超中の大陸の逆襲」、「上坂すみれの一人相撲〜サイケデリック巡業〜」で聴ける生バンドの繋がれ人も、とても良い味を出しているので必聴です。
5位「My First Lesson」 三森すずこ / Toyful Basket
この曲が収録されているアルバム「Toyful Basket」を通して聴いた時には正直言ってなんとも思わなかった曲でした。
しかし10月28日に行われた三森すずこの武道館ライブで、モノクロの映像の中この曲を歌う三森すずこを見てガラッと印象が変わります。
彼女は元々ショーのダンサーとして活躍して居たところブシロードの木谷社長に声優をやってみないかと引き抜かれたのは周知の事実であると思いますが、まさにそれを思い起こさせるようなこの歌詞を「武道館」という場所で歌ったんです。
その時だけは木谷社長と抱き合いたくなる瞬間でしたね。
4位「ハミングフレンド」 Aqours / 青空Jumping Heart
私はAqoursの曲をBD特典曲以外全部追っているのですが、かなり好みな曲が多くて早くライブで聴きたいと思う日々です。
中でもこの曲は歌で繋がるAqoursの彼女達9人を象徴するような曲で、B面の曲になっているものの十分にA面を張れる曲です。
先日のAqoursクリスマスミニライブをネット中継で見ていたらこの曲を歌っていたのですが、とにかくダンスとカメラワークが神。やっぱよしこだな!
3位「Shining Sky」 every♥ing! / Shining Sky
every♥ing!の"メジャー"2ndシングルとなるShining Sky。
まさにタイトル通りの輝く空をイメージさせる爽快感のある曲ですが、同時にラスサビに向けて気持ちが高揚するようなメロディーになっています。
every♥ing!の2人が歌う「1ページずつ増える 大切なダイアリー まだまだ終わらない」という歌詞を聴くと「カラフルストーリー」の"はじまるストーリー"の続きを聴いているような印象を受けます。
2位「MOMENT RING」 μ's / MOMENT RING
μ's Final LoveLive!〜μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜を見た方は言葉なくとも良さが分かり合えると思いますが、ナンバリングとしてはμ's最後の曲「MOMENT RING」です。
どうしてもこういった位置付けの曲というものは悪く言うと臭い曲になりがちですが、μ'sのすべてを作詞した畑亜貴ですから、完全に分かり手ですよね。
私はミルキィホームズからμ'sに入ったオタクなので2番にある徳井青空さんのラップを聴いた瞬間、大地を揺るがすほど身が震えました。
誰が、というのは失礼かもしれないですが、ラブライブ!に一番変えられた人は徳井青空さんだと思います。
1位「空っぽのパペット」 山崎エリイ / 全部、君のせいだ。
私の推しである山崎エリイさんが19歳という歳で日本コロムビアからソロデビューという話を聞いたときはびっくりはしましたが、アルバムの曲を聴いた瞬間すんなりと受け入れることができました。
と言うのも「全部、君のせいだ。」を聴いた時にevery♥ing!の山崎エリイではなく、アーティストの山崎エリイという確固たるキャラクターが立っていることを感じられたからです。
アルバム「全部、君のせいだ。」は山崎エリイが表現できる全てを出し尽くしていると言えるくらい様々な曲が生きているのですが、なかでも「空っぽのパペット」は僕が全く知らない山崎エリイでした。でもそれは僕が一番見たかった山崎エリイでもあったのです。
『山崎エリイ 星の宮殿』のイメージソングで松田聖子テイストな「Dreamy Princess」や、ゴシックな「cakes in the box」は山崎エリイの趣味や普段の容姿を知っていれば簡単に結び付けられる曲ですが、「空っぽのパペット」だけは別人が歌ってるのではないかと思えるくらい新鮮な曲でした。
皆さんもこの曲を聴いたからには"坂道転がるように好きになる"ことは間違いないです。
もし山崎エリイが目の前でこの曲を歌ったら私は彼女を認識できなくなってしまうかもしれない、、、これほどライブで聴くのが怖い曲はここ最近で初めてです。
以上、2016年のアニメ・声優ソングベスト10でした。
声優名義の曲が大半を占めているのは毎年の私の傾向なのでまあ通常通りといったところです。
年末に見始めた「灼熱の卓球娘」のOPテーマ「灼熱スイッチ」がめちゃくちゃ刺さりましたが、時期が遅かったのでランキングに入れることができませんでした。まぁ〜〜MONACA曲は強いですわ。
あと上田麗奈のデビューアルバム「RefRain」もまだ未聴なのが大変惜しいです。
2017年は今年動向の無かった堀江由衣含む旧スタチャアーティストの新譜に期待しています。喜多村英梨や小松未可子など何人かキングレコードを移籍したので、キングの新規声優アーティストなんかもあるんではないでしょうか。
デビュー曲というのは必然的に造り込まれるもので、クオリティの高い曲が聴けるという点では声優のソロデビューラッシュはなかなか楽しかったので、来年もこの波が続くのか注目しています。
長くなりましたがそれでは、来年もぱにゃにゃんだ〜
・2016年買った/借りた/配布された音源:528曲
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