推しメンが卒業した
2018年5月13日，僕にとって初めてのアイドルの推しメンである，花乃木りおなちゃんが煌めき☆アンフォレントを卒業した．
去年の今日，2017年5月17日
初めてりおなちゃんと出会った「煌めき☆アンフォレント東京定期公演vol.1」のことは今でもよく覚えている．Twitterで動画を見て一目惚れした「幻影☆ギャラクティカ」を生で聴き，"""イェッタイガー"""できたこと．太陽みたいな笑顔とダンスに惹き込まれた花乃木りおなちゃんと初めてのチェキを撮ったこと．
それからは三重のご当地アイドルとして東京の大きいステージに立つ姿や，僕と同じ地元の名古屋で楽しそうにアイドルしてる姿を見ていくうちにどんどん好きになっていった．声優畑のオタクからしてみるとそんなりおなちゃんとたくさんコミュニケーションできるアイドル現場が楽しすぎて，気づいたら1ヶ月に参加するイベントの大半をアイドル現場が占めるようになっていた．それだけアイドルを見てたら他のアイドルに推しはできたけど，りおなちゃんだけは特別だった．
煌めき☆アンフォレントの楽曲も強くて，1日に何回もキラフォレ現場を回すような日でも楽曲に飽きたことは一度も無かった．同じ曲なのに昨日と今日で進化してる．アルファードからのヴェルファイアみたいにね．
りおなちゃんと行った長野渋温泉のバスツアーは僕にとって大切な思い出になった．只でさえ推しメンと観光できるのだけで最高なのに，まさか花乃木りおな班のオタクとゆるゆりの話をするとは思わなかった．
ゆるゆりで育ったオタクと三重のご当地アイドルの現場で会うってどんなだよと思うが，そんな人とも出会えた縁を作ってくれたりおなちゃんがもっと好きになった．
だから，今年も来年もそんなりおなちゃんと過ごしたかった．
彼女が決断した卒業．
僕は最初受け入れることができなかった．だけど，りおなちゃんのオタクと会うたびに新しい考えを僕に教えてくれ，励ましてくれた．
卒業を発表してから最初に行った特典会でりおなちゃんは僕を心配してくれていた．りおなちゃんはそんな時でも楽しい話をしてくれるしステージで観せてくれる笑顔はいつも通りだった．関東で沢山のお客さんが集まるようになっていろいろな変化があったけど，それでもキラフォレとりおなちゃんは前を向いていた．
三重のご当地アイドルとして立つ桑名市民会館大ホールでのキラフォレとりおなちゃんを見て，あとはりおなちゃんを笑顔で見送るだけだって決心がついた．
りおなちゃんの卒業公演は，彼女の地元である名古屋で行われた．りおなちゃんが落ちサビを務める=虹色=サンシャインが一番気持ちよく鳴るNAGOYA ReNY Limitedというハコで．
卒業公演当日は恥ずかしい事に，めちゃくちゃ体調が悪かった．りおなちゃんに会う事だけを考えて走り回ったゴールデンウィークのツケが完全に回ってきた．正直，1部のライブは吐き気と戦っていた．そんな僕を卒業公演前最後の特典会で何やってるの！って怒ってくれたりおなちゃんは完全にママだった．
りおなちゃんが居る最後の「太陽
INVADER」はTIFのスカイステージでエモい景色とともにキラフォレを見られたこと，ほんとはりおなに伝えたい「奇跡≒スターチューン」は僕にとって思い出深い2曲で，推しメンの前では見せたくないくらい泣き叫んでしまった．泣きながらMIX打つのって全然力入らなくて難しいんだね・・・
りおなちゃんが卒業の気持ちとして歌った奥華子のガーネット．何を歌うか悩んで両親に勧められて歌詞を見て選んだって言ってたけど，ほんとその通りで歌詞が全部私信でずるいよね．ほら，りおなちゃん推しはDD多いからさ・・・（笑）
りおなちゃんのキラフォレとして最後のステージになった「=虹色=サンシャイン」はオレンジのサイリウムで会場がいっぱいになって，はなまるオレンジとして最高のフィナーレだった．僕は光り物が好きだけど，どんなにペンライトを改造してもあのオレンジ色は作り出せない，りおなちゃん792日間の活動に対する感謝と愛が込まった唯一のオレンジだったなと思う．
卒業公演終演後の特典会ではお花と星を纏った衣装に身を包むりおなちゃんとチェキを撮った．まさに花乃木りおなって感じでとても似合っていた．長野バスツアーで声優オタクが集まった部屋名から出来た404界隈も解散した．僕はメンタル弱いから，ライブ中はずっと泣いてたけど，最後は笑顔でサンキューできたと思う．
りおなちゃんと最後のチェキで，これから会えないけどどうしようって話をしたら，きっとまた会えるよって言ってくれた．僕もそう思う．1年後でも10年後でも，名古屋の栄でも，また，縁があると思う．
太陽みたいなりおなちゃんだから，地球のどこでも会えるよね．ずっとまぶしい笑顔で僕らを照らしていてね．りおなちゃんは一生推しメンです．
